歴史は繰り返される・・・の?

Pocket

仮想通貨の現状

みなさんこんにちは!もろこしです。

私が仮想通貨に手を出し始めたのが2018年の4月。

その時のビットコインの価格は1枚あたり120万円前後でした。

当時の界隈は年末年始のバブルが弾けて下落が続き、少し息を吹き返すのでは無いかと言う様な雰囲気の中、気が付いてみればビットコインの1枚あたりの価格は35万~40万円程度まで下落してしまいました。

数種類の仮想通貨を保有している私も含み損を抱え込んでおり、半ベソをかいております…。

と、まあ悲観していても仕方ないので色々な方面から何か話題になることは無いかとビットコインのチャートを眺めておりました。

ビットコインのチャート

昨年末の大幅な上昇はニュースにもなり非常に有名ですが、その前の2013年ごろに少しパンプしたような履歴があります。

それぞれ細かく見ていきましょう。

2017年4月~今現在までのビットコインのチャート

皆様よくご存知の仮想通貨バブルと言われた2017年末頃の大暴騰時のチャート

てっぺんからドンドン下落してこのまま上がることは無いと思わせるような雰囲気が現在進行形で続いております。

2013年4月~2014年10月までのビットコインのチャート

時価総額の桁は違えどチャートの形は似ているように感じ、瞬間的に跳ね上がっては暴落なんていう時期があったようです。

この頃ビットコインに投資していた人たちはどういう心境だったんでしょうか・・・。

2013年~2017年までのビットコインのチャート

それぞれのチャートをつなぎ合わせてみました。

2013年末に瞬間的に暴騰し、ほぼ全戻しに近いところまで下落。その後に時間をかけて高値を更新しており2017年末の最高値を記録。

このチャートを見たときにある言葉が頭を過ぎりました。

歴史は繰り返す。

この言葉は歴史上の様々な人物が様々な意味を込めて発している有名な言葉です。

イギリスの哲学者、エドマンド・バークは「歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す」 と発し、

ドイツの哲学者、 カール・マルクスは「歴史は二度繰り返す。最初は悲劇として、二度目は喜劇として」

また、戦前の物理学者、寺田虎彦は「歴史は繰り返す。それゆえに過去の記録はまた将来の予言となる」と発しています。

それぞれ深い意味があり、掘り下げて考察すればキリが無いのですが、仮想通貨を含め、様々な事に当てはまるのではないかと思っております。

実際に2013年末にパンプした後、バブルが弾けたかのように下落し、2017年末に再度暴騰→下落しております。

つまりここから読み取れることは、長い時間が掛かるかもしれませんが、2017年末から始まったの暴騰→下落の波はまた来るのではないかということです。

ここで有名なナスダックの週足チャートを見てみましょう。

ナスダック総合指数

チャートを見ると、2000年頃に暴騰し、ほぼ全戻しに使い暴落の後、時間をかけて高値を現在進行形で更新しております。

よくよく見ると、2013年~2017年までのビットコインのチャートに似ているようにも見えます。

ナスダック総合指数とは

ナスダック総合指数(ナスダックそうごうしすう、英: NASDAQ Composite Index)は、株価指数のひとつ。アメリカの全米証券業協会(NASD)が開設・運営している電子株式市場「NASDAQ」に上場している3,000以上の銘柄の全てを対象に、時価総額加重平均で算出した指数である。

1990年代後半以降、NASDAQには、マイクロソフトなどのハイテク関連企業、グーグルなどのインターネット関連企業が数多く上場しており、このため、現在ではハイテクやネット関連業界の動向を窺う上での重要な指標とされる。

※Wikipediaより引用

ちなみに2000年頃の暴騰→下落はドットコムバブルと呼ばれており、インターネットに関する期待が先走り、今では当たり前の様に使用されているドメイン「.com」の名前を使用したIT関連の企業の株が業績の良し悪しを問わず、インターネットに対する期待だけで株価がドンドン上昇していきました。

平均株価は絶頂時に約$5000近くを指し、その後、急激に$1000近くまで暴落しました。

当然、狼狽売りも多発し、株価が大暴落した企業や倒産した企業なども相次ぎ、一気に終焉を迎えたバブルです。

結局は期待だけで買いが集中し、それに大してイナゴが大量発生→実は期待だけで中身が未成熟だったので一気に売りが集中したという事ですね。

現在は常に高値を更新し続けており、「どこまで行くのか、まだまだいけるだろう」という期待と、「そろそろ大きな暴落(不況の波)が来るのでは?」という不安が交錯しているようです。

仮想通貨バブルに似ている?

2017年末に起こった仮想通貨バブルも似たような状況なのではないかと個人的に推察しております。

ビットコインを含む仮想通貨(暗号通過)は今現在、実需も殆ど伴っておらずはっきり言って未成熟です。

それが実際は中身も何も整っていない状況で「法定通貨に代わる存在だ!」「テクノロジーの改革だ!」なんていう期待値だけで買いが集中し、大口が売りぬき、現在の下落に至っているものだと思っています。

しかし、これから技術が進歩し、実需が増えてこれば自ずと・・・。

最後に

チャートは人間の心理が形成するとも言われています。

現在は下落が続いているので、「いつ下落が止まるんだろう」「このまま価格が上がることは無いのでは」なんているネガティブな心理が先行しておりますが、実需が増え、その通貨そのものに価値を見出すことが出来れば、ポジティブな心理が増え、結果的にチャートも上向きに転換するのではないかと考えております。

私自身は下落中に手を出した為、投資した事に対しての恩恵を未だ受けておりませんが、超長期的な目線で見れば含み益まで持っていけると思っております。

 

「歴史は繰り返す。それゆえに過去の記録はまた将来の予言となる」

 

頭の中お花畑と思われるかもしれませんが、これからの仮想通貨の動向に注目ですね!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です