ビットコイン(BTC)の価格は4月26日のウォールストリートでの取引開始時に下落し、強気の動きを抑制した。
ビットコインETFは厳しい流入
トレーディングビューのデータによると、BTC価格は6万5300ドルの高値から1日の終値まで完全に元に戻った。
マクロ経済指標の問題や、米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の弱いパフォーマンスを背景に、厳しい取引レンジが続いた。これらのETFは前日に2億ドルを超える純流出を記録し、週初めに見せた有望なスタートが消えた。
ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏は「昨日はビットコインETFにとって全体的に厳しい1日だった」とXで指摘した。「5つのETFが合計で2億1700万ドルの流出を見た。フランクリンが唯一の流入を見たETFで、190万ドルだった」。
仮想通貨全体に対する意気消沈したムードの中で、一部の市場参加者はビットコイン価格の全体的なトレンドが長期間にわたって低迷する可能性を示唆し始めた。
しかし、トレーディング会社MNトレーディングの創設者兼CEOであるミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は最新のX分析で、ビットコインよりもアルトコインが大幅な利益をもたらすと主張した。「ビットコインはまだレンジ内で立ち往生している。ここから今後3~6か月で大きな動きが見られるとは思わない。ゆっくりとした横ばい、おそらくは緩やかな上昇だろう」と彼は予測した。「アルトコインからはもっと多くを期待している」と付け加えた。
仮想通貨市場に対するビットコインのドミナンスは55%で推移している。4月13日に過去2年で最高水準の57%に達した後、下落している。
今後2週間は「危険ゾーン」=アナリスト
一方で仮想通貨トレーダー兼アナリストのレクト・キャピタル氏は、半減期後のBTC価格のパフォーマンスを監視する中で、より重要な下落が発生する可能性があるとしたら、今後2週間の期間がそれに当たるとした。
「このサイクルでは、ビットコインは半減期後の『危険ゾーン』(紫色)に入り、レンジ安値に非常に近い」と説明している。「レンジ安値を下回るさらなる下値ボラティリティが発生するとすれば、これからの2週間に起こるだろう」とのべた。
おわりに
一時、1BTC=210万円から1年経たずに35万円まで下がったことを経験した身としては全然誤差レベル。
もっと大きな下落があっても全然驚かないし、そうなればむしろ買い時と感じますね。
ただ個人的な観測としては下がったとて1年から1年半かけてだらだらと上昇していくものと思われます。
今後の動向に注目です。
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