Gacktコインという俗称でも有名な仮想通貨SPINDLE(スピンドル)
GACKT氏は今もスピンドル公式サイトのアドバイザーとして掲載されておりますが、最近、全くと言って良いほど活動しているようには見えないため、情報も追っておりませんでした。
しかしふとネット徘徊をしている時にスピンドルのニュースが目に止まりましたのでご紹介します。
スピンドルという仮想通貨については過去にご紹介しているので関連記事からご覧下さい。
BLUEBELT社との戦略的資本業務提携
2019年3月15日 仮想通貨SPINDLEの発行体であるSPINDLE FRACTAL ZONE LTD. は、BLUEBELT株式会社と戦略的資本業務提携を締結したことを発表したようです。
では、具体的にどんな提携をしたかというと以下の図の通りです。

※SPINDLE公式より引用
スピンドル → BLUEBELT社への戦略的業務資本提携
不正取引やブロックチェーンの改ざん阻止を目標とした取引モニタリングや各種データ抽出・情報公開において協力していく。
また、投資家やユーザーに対して優先的にBLUEBELT社の取引所を推奨していく。
BLUEBELT社 → スピンドルへの戦略的業務資本提携
SPINDLE FRACTAL ZONE LTD.が開発を行っているZETAβ版(仮想通貨のヘッジファンドのマッチメイキング・プラットフォーム)に対して、取引手法簡素化の実現のための技術を提供していく。
BLUEBELT社とは・・・?
シンガポールに本社、東京都新宿区に支店を置く企業で、東南アジアを中心に10カ国以上で取引所の運営を進めており、現在はエストニアにて許認可を得て活動を行っているようです。(許認可番号 FVR000203)
セキュリティの高さをウリにしている取引所でビットコインやこの記事の主役、スピンドル等、様々な仮想通貨がJPY(日本円)やUSD(米ドル)等の法定通貨ペアで取引が可能です。
※サイトは日本語にも対応しておりますが、現在は日本人の取引所の利用は不可となっております。

2019年3月20日時点での取引所の状況ですが、USD建の板では24時間取引量がMJCトークンのみ、また、日本円ペアの設定もありますが、こちらは全ての通貨で取引量ゼロという非常に不安になる状況。
今後どうなるの?
2019年内にSPD他、2019年上半期にリリースする予定である新型トークンによる現物出資によってBLUEBELT社の株式を取得。
また、金(GOLD)をベースにしたステーブルコインやセキュリティトークンをBLUEBELTの取引所に上場させることを目指しているようです。
要するに取引所を買収して自前のシステムに変えていくようですね。
最後に
ふと気になったのでGACKT氏のアメーバブログを覗いてみたら2018年8月27日を最後に更新は止まっておりました・・・。
GACKT氏の積極的な活動も無くなりこのまま消えていくのでは、と思っていた中でのこのニュースですが、肝心の提携先も風前の灯に近いような所でお互いの傷を舐めあっているようにしか感じませんでした。
また、将来の展望のひとつにスピンドル以外の別のトークンの発行も予定しているようですが、方向性が良くわからなくなってきているような感じもします。
価格に関してはYoBitに上場した直後につけた1枚あたりの価格3円(2018年5月)から2019年3月20日現在は1枚あたり0.08円と悲惨な状況に。
プロジェクトを投げ出さないで進行しているという意味ではポジティブに捉えることができますが、今後の展開はどうなることやら。
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